ミラノサローネ2020
今更ながら
2020年のミラノサローネ は、コロナウイルスの感染拡大の問題で一時的に延期、その後キャンセルという流れになりました。
今回は3つのプロジェクトをご依頼いただいていたのですが、全てキャンセルとなり、経済的にも結構きついです。
今回のサローネのキャンセルを通し、いくつか見えてきたこともあるので、ちょっとシェアできれば、と
まず、サローネ(フオーリを含む)がキャンセルされたのは、今回が初です。誰も彼もが状況の判断ができない状態で、結局ゴタゴタしただけで終わっています。6月のイベントがキャンセルになると決まった時には、デジタルのイベントやPRイベントなども企画されていましたが、実際現在までに目立った動きはない様です。
出展予定であったメーカーは、ポツポツと新製品の発表を行っている様です。同時にニュースレターがやたら増えた気がします。ほとんど読んでいないので、内容までは把握していません。
スタンドを作る施工業者は、全然仕事がないと嘆いています。どうやら秋のファッションイベントまでまとまった仕事はなさそうです。つまり半年くらい収入が途絶えることになります。
イベントの運営会社も厳しい状況のはずです。今回は3社全て別のイベントに参加予定でしたが、対応もまたバラバラでした。全額返金のオーガナイザー、返金しない代わりに来年の展示費用とするオーガナイザー、揉めに揉めて75%返金のオーガナイザーなどなど。誰が悪いわけではないので、責める気はありませんがやはり自前の会場を持っていないオーガナイザーはリスクが高いと感じました。
前述していますが、秋からは大きなイベントも企画されている様なので、来年のサローネは行える予定です。しかしながらウイルスの第二波の可能性を考えると慎重になる必要はあると思います。
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