2026年

すっかり更新を忘れてしまい。。。

2025年も数件担当いたしましたが(また今度書きます)2026年に向けて、2案件決まっている状況です。コロナ以降は問い合わせが来る時期が早かったので、今年の案件数は少ない印象です。

2026年の案件が、理由としてはユーロが高い(円がやすい)、また物価高であるということは間違いなくあります。昨年の同時期と比較してユーロは10%程度は高くなっています。純粋に同じ展示をしても10%は展示費用が純増する計算になり、これは日本企業にとっては大きな足枷です。

もう1つはアメリカの関税問題です。アメリカの関税問題が解決しない限り、海外への輸出希望を持つ出展企業には逆風が吹いている状況です。とはいえ、もともと日本企業の展示にはアメリカ系のビジターは少ないので、実害は少なそうですが。。。

先日、いつも協力いただいている日本の運送会社と話をしたところ、日本ミラノ間の運送費用は昨年比で安くなっているとのことです。輸送費用は決して小さな額ではないので、これは良いニュースだと思います。


話は変わりますが、近年はブレラ地区での出展希望の企業が増えてきています。Tortona(トルトーナ)地区の人気が下がってきているので、ある意味当たり前のトレンドですが人気が集中しすぎて家賃がものすごい高騰しています。また物件の取り合いも激しく、サローネ終了直後にはもう、場所の取り合いが始まります。

今年は小さな物件の希望が多く(まぁ、家賃が車買えるくらい高いので、大きいスペースはなかなか手が出ないと思いますが)割と掘り出し物物件を目にします。雑貨系や、壁紙、タイル、などのあまり大きな場所を必要としないメーカーには良い物件が見つかると思います。


イタリア展示会 出展サポート

Milano Design Week (サローネ)や他の展示会などへの出展を検討している日本の企業、グループの方々に現地でのコンサルティングサービスを行なっております。

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