新学期
イタリアも新学期が始まっています。
私が教えている大学も10月中旬から再開する予定です。ただ、例年であれば10月初旬からのスタートなので、COVIDの影響が大きいと感じます。ちなみに、来年の夏休みは短くなる予定です。
さて、そんな新学期が始まる中、先日大学のミーティングがオンラインでありました。正直オンラインミーティングは楽なので、それだけは今後も続けてほしいです。
打ち合わせの内容は例年通り講師の顔合わせから始まり、各授業の内容のすり合わせです。1年生の授業なので、基本的には独立した内容で進められる予定です。問題なのは、コロナウイルスの問題で、通常授業と並行してオンライン授業が行われる、という点です。
私の受け持ちは模型製作と人間工学の組み合わせで、ラボでの授業となります。通常模型の授業で最も気を使っているのが、生徒の安全面です。日本の教育と異なり、図工の授業を受けたことのない学生もいる中、カッターの基本的な使い方など、非常に気を使います。
オンライン授業では、どうにか各道具類の使い方の説明はできるのですが、学生の実際の使い方などは確認できないので、正直怖いです。
また授業によっては毒性のある化学反応もあります、簡単なところではレジンや、スプレーです。強い毒性ではないですが、それらの危険性をしっかりと教えることも重要です。その辺の管理など学校は気にしていないんだろうな。。。と考えると憂鬱です。
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