イタリアでの印刷

大きなイベントがあれば、それに対応した印刷物などが必要になります。そこで問題になるのが、イタリアで印刷した方が、良いのか、悪いのか。

国が変わっても印刷方法は基本的に一緒なので、ここで重要になるのは印刷代金とクオリティー、そして納品期日など思います。

印刷代金に関しては、日本よりも高いと感じています。そもそも消費税が22%くらいな上、印刷代金自体も日本よりも高い気がしています。

印刷クオリティーに関しては、特に大きな違いがない気がします。ただ、日本よりも重い用紙を提示してくることが多い気がします。確かにイタリアでは日本ほど印刷物が多くないので、その分クオリティーのスタンダードが高めなのかもしれません。もちろんテスト印刷なども行ってくれます。

納品期日は、日本ほど早くはないです。ただ、日本のように「何日以内ならば特急料金」みたいな料金体系もないです。忙しくなければ直ぐ仕事に取りかかってきてくれます。

最後になりますが、日本で印刷する場合はどうしても輸送コストがかかります。船便が使えれば日本国内印刷+船便で発送の方が安く上がる可能性があります。ただし、その場合は2ヶ月くらい前には印刷完了、乾燥剤を大量投入して船便で送る必要があります。

もちろん部数によっては、前提条件が変わるので、出展場所と平均的な集客数をあらかじめ理解する必要があると思います。また、ビジター全員に配るもの、もしくはバイヤーなどの限られた人に配るもの等、部数を調整しないと印刷物だけで数百キロになってしまいます。



イタリア展示会 出展サポート

Milano Design Week (サローネ)や他の展示会などへの出展を検討している日本の企業、グループの方々に現地でのコンサルティングサービスを行なっております。

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