広報
こういう作業をしていて、時々実感するのですが。日本とイタリアでは広報の考え方がかなり違うな、と。
イタリアでは企業が広報活動を積極的にすることは普通ですし(そもそも、国民性的に好きそうなことではありますが)広報活動にお金をかけるということも当たり前に行います。でも日本の企業(今回は規模の大きな家具メーカーや誰でも知っている企業と仕事をさせていただいています)と打ち合わせをしていてもスムーズに話が通じないことが多々あります。
日本の企業さんは、良い商品は黙っていても売れると考えていたり、自分たちを必要以上みよく見せたい、という考えが非常に薄く感じます。気持ちはわからなくもないのですが、海外市場に挑戦に来る以上、正しく自社のことを言葉と写真などで伝えることは非常に重要なファクターだと理解していただけると、より成功しやすいとここ最近よく考えます。(プレス資料の締め切り間近だからです)
私のクライアントはイタリアを含めて、ヨーロッパのメディアに掲載(取材)を希望される方が大半ですので、現地のPRと協力して資料を作成しています。しかし、元の日本語の文章が広報用の文章として形をなしていないことが多く、この辺りはやはり日本企業の弱みな気がします。日本のフリーの広報の方はチャンスがいっぱい落ちている気がします。
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